そろそろ用意せんとなぁと思うもの。

金曜日担当がこの時間になっても書く気配が無いので今日はマツヤマが更新。


そろそろ用意せんとなぁと思うもの。



それは『塗り物』




 単純にカジリ防止やら焼き付き防止やらと呼ばれるものです。
 
 チタン=カジリやすい。ってよく言われるし、間違えても無いのですが、ベータチタニウムの製品がカジリやすいかどうかといわれれば一般的に普及しているもの、鉄やアルミ系統のボルトと比べるとNo!といえる自信をもって作ってますので(なんでかは転造にも書いてあります)必要あるかと言われれば必要無いとも言えず・・・
さらにいくら不動態皮膜であるTiの酸化皮膜を厚くしたとして電蝕だけは絶対に起こってしまうのでそれに対してのアンチテーゼは必要なんだろうなと。
 しかしながらそれを書くと『それが無いとカジるんだ!』と言われるのも癪でなかなかどうしたものかと思っていたのですが、結構ご質問頂く事も多いのでこれを塗っておきゃ大体オッケー!って言えるもんをご用意しようかと考えるようになりました。

 カジリ焼き付きに関しては電蝕防止が一番です。基本的には焼き付き=電蝕だと思って頂いても大丈夫かと。
イオン化傾向の差から考えればアルミは鉄やステンレス相手ではイオン化傾向が大きく、水分が入るとアルミは陽イオン化し接触する鉄などに酸素を引っ張って行き、電解腐蝕が起きやすいのです。
 で、実はチタンもアルミと近くイオン化傾向の数値は似ています、しかしチタン自体の場合チタンの酸化皮膜は塩素や酸化に対して他の金属より強く、さらに転造処理において造られた螺旋山は酸化皮膜が厚く、不動態皮膜の性質が高いため腐蝕はしにくいのです(この辺がベータのボルトのカジリにくさです)。しかしイオン化傾向の差というものは異種金属を接地させる以上必ず起こる問題なのです。
 これを解決するには単純に異種金属同士を接着させないということになるのですが、螺旋という特性上それは正直難しいのですよ。なのでそれを解決使用とした場合、単純に接触させないようにするのではなく、金や銀や銅などのイオン化傾向の少ない金属を腐蝕媒体として使用することによって解決することが出来ます。
 単純に言ってしまうとよりイオン化傾向の小さいものを間に挟むことによってそっちに逃がすという考えになるんですかね?正直この辺は化け学の世界に深く突っ込む内容なので、正直まだまだ勉強中と逃げを残さずにはいられませんが・・・

なので本来ならば色々と使う箇所によって分けるのが正解なのですが、あくまで螺旋屋が用意するのであれば螺旋山と相手の螺旋穴を守るものをご用意するのがいいのかなと考えております。

自社の螺旋山は信じてますが、螺旋はとめる相手がいてナンボなんでこの辺も考えなきゃならんということですな。


そんな感じの代打日記。



基本的には耐蝕系のグリースで問題ないのですがね。

うちが用意するならうちの製品に適したある一定以上の汎用性のあるものがよいのかなと考えております。
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