ネジの話です。

今日は
ある意味、特殊なネジを使うオートバイ・自動車関係の話です。


なぜ特殊なのかといいますと・・・・

ネジのピッチが特殊です。
いわゆる細目といわれるピッチが多く使われているんです。

オートバイ・自動車を自分で整備する人などは
「え??」と思われるかも知れませんが


ネジの規格では細目です。
工業関係では細目を使うことが少ないのが現状です。
だから・・・・
ホームセンターで下図のd=12mmのネジを買っても
オートバイ・自動車には使えません。
TIHC.jpg


ピッチが違います。




まずはピッチの話です。

ネジピッチとは山と山の頂点の間隔です。
20070824180513.jpg

ピッチの間隔はミリ規格とインチ規格とでは認識が違う(ニュアンスが違う)ということになりますので、今回はインチ規格を省いて考えます。

JIS規格では、ピッチが最大のものを並目
それ以下のものを全て細目と呼びます。

よくM6×1.0-6g と図面に表記しますが

M6Mはミリ規格を意味します。
外径です。(呼径)
1.0とは上記で説明したピッチに該当します。

最後の6gですが、ボルト・ナットのハメアイ公差を意味しています。

6のところで(呼径)と書いたのは、
6gというハメアイ公差が関係してくるために
6.000mmに対して、約0.150mm程度細くなっています。

ネジを作る場合、ココが重要になっています。
ココが理解できていなけりゃネジは出来ないといっても過言ではありません。
ネジが太けりゃ抜けないし、細けりゃゴソゴソです。


最後にオートバイに使われるネジのピッチを書きます。

M4×0.7(並目)

M5×0.5(細目)
M5×0.8(並目)

M6×0.75(細目)
M6×1.0(並目)

M7×1.0(並目)(規格外)

M8×1.0(細目)
M8×1.25(並目)

M9×1.0(細目)(規格外)

M10×1.0(細目)
M10×1.25(細目)
M10×1.5(並目)

M12×1.0(細目)
M12×1.25(細目)
M12×1.5(細目)
M12×1.75(並目)

会社にはミリネジのピッチゲージがありません。
今まで20年以上ネジに関わってきましたが、ミリネジのピッチを調べるためにピッチゲージを使ったことがないんです。

ネジ屋では、ごく当たり前のことなんですが・・・・

明日は、ネジのピッチと各部サイズの測り方を書きます。
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